環境ラベル
「エコレールマーク」
株式会社合通ロジは「エコレールマーク」の協賛企業として取り組みに参画しています。
「エコレールマーク」は、環境にやさしい(二酸化炭素排出量の少ない)鉄道輸送に取り組んでいる「企業」や「商品」であると認定された場合に、その商品やカタログなどにつけられる「環境ラベル」です。
環境にやさしい鉄道輸送で運ばれている商品だということを消費者に知ってもらったうえで、 積極的に選択する目安を提供するとともに、メーカー様も環境問題に積極的に取り組んでいる企業であることを消費者の方がたにアピールし、さらに消費者と企業が一体となった取り組みを進めることを目指し、 2005年に国土交通省主導のもと「エコレールマーク」が誕生しました。
エコレールマークの認定基準
「エコレールマーク」事業の事務は、公益社団法人鉄道貨物協会がエコレールマーク事務局として担っています。
「エコレールマーク」の適正な運営のため、鉄道貨物協会の諮問機関として「エコレールマーク運営・審査委員会」が設置され、『エコレールマーク運営・審査委員会』の委員は、国土交通省が選定しています。
「エコレールマーク運営・審査委員会」にて、申し込みのあった商品または企業について審査が行われ、その審査・承認に基づいて、商品の場合は「エコレールマーク商品」、企業の場合は「エコレールマーク取組企業」として認定されます。
- 取組企業認定
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- 対象企業
- 認定を受けられる企業は、鉄道貨物利用の定期的利用に取り組んでおり、かつ原則として、一般消費者向けの商品の製造を行っている企業となります。
- 条件
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500km以上の陸上貨物輸送のうち、鉄道利用で数量または数量×距離の15%以上もしくは、年間鉄道利用数量1万5千トン以上、または数量×距離1,500万トンキロ以上。
※単位は「トン」「トンキロ」「ケース」「立米」「才」など申請企業様の都合にあわせて使用いただけます。重量は、実重量でも換算重量でもかまいません。
- 商品認定
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- 条件
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500km以上の陸上貨物輸送のうち、鉄道利用で数量または数量×距離の30%以上
- 協賛企業
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- 条件
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エコレールマーク認定商品または取組企業の輸送・流通に関わっている企業等であって、エコレールマークを多くの一般消費者に普及させるため、エコレールマーク運営・審査委員会が適当と判断するもの
- 認定状況
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2024年(令和6年)12月5日現在
エコレールマーク認定商品は183品目(158件)、認定企業は100社、協賛企業は59社
(詳細は国土交通省HPをご覧ください。)
鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフトによる
CO2排出量
国土交通省による物流の各輸送モードが1トンの荷物を1km運ぶ際に排出される二酸化炭素量(CO2)の図表です。
貨物鉄道輸送の輸送単位あたりのCO2排出量は営業用トラックの約10分の1となり、
トラックから貨物鉄道輸送への転換(「モーダルシフト」)は、CO2排出量の削減に効果的です。
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輸送機関別のCO2排出量原単位
モーダルシフトの効果
(輸送機関別のCO2排出量原単位(1トンの貨物を1km輸送したときのC02排出量):2021年実績)
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4tトラックと12ft(5t)コンテナの
CO2排出量比較発駅:吹田タ(大阪府吹田市芝田町)
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12tトラック 31ftコンテナの
CO2排出量比較発駅:吹田タ(大阪府吹田市芝田町)
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10tトラック 12ft(5t)コンテナ2個の
CO2排出量比較発駅:吹田タ(大阪府吹田市芝田町)
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資料:国土交通省 総合政策局 環境政策課HP
合通ロジも協賛企業に参画する
環境ラベル「エコレールマーク」取得支援
鉄道コンテナ輸送(鉄道へのモーダルシフト)は、SDGsへの貢献やコンプライアンスなど、企業活動におけるさまざまな対策を講じることができます。
合通ロジでは、「エコレールマーク」の取得を希望する企業様が、認定基準を満たすよう現在の物流データをもとに、鉄道コンテナ輸送におけるシミュレーション(費用・リードタイム・CO2削減効果)から実輸配送までトータルにサポートいたします。「エコレールマーク」について、お気軽にお問合せください。
なお、企業様の物流データの取得にあたっては機密保持契約の締結をおこないます。