【流通】百聞は一見にしかず
あ: 「ま:」さん、ちょっと聞いてよ
ま: どうしたんですか?
あ: この間、夜、通販のTVを見てたんだよ
欲しいと思った商品があったんだけど
操作方法や形をもう少し見たかったのに
番組の時間が短くてよく分からなかったんだよ
ま: 通販のTVって時間が限られてるし一方的に
情報を提供しますもんね
あ: そうなんだよ!
ぜんぜんインタラクティブじゃないでしょ
もっと詳しく知る方法はないのかな
ま: そういえば!
この間、対話ができるTV通販の話を聞きましたよ
あ: じゃ今日はその話をしようよ
ま: それではポイント
・カリスマオペレーター? |
あ: 対話ができるTVがでたの?
ま: TV自体にはしゃべれないんだけど
TV画面に映ったオペレーターと電話で話しながら
商品を買うことができるんですって
あ: じゃ、商品を画面を通して見ることもできるし
オペレーターと話をしながらいろんな部分を
知ることができるわけだね
例えば、洋服を画面で見ていて
ボタンの付け方や、袖の縫い方、裏地など
気になる部分も見れるってことだよね
ま: そういうことですね
あ: 画面で相手側がみれるから
消費者は、電話だけで商品を購入するより
安心して選べるし
ま: 「百聞は一見にしかず」って感じですね
あ: この場合、消費者の細かいニーズに
対応できるよね
目で見れる強みに、質問できる強み
ま: しかも、自宅に居ながらそれができる
あ: 売手側もいろんなプレゼンテーションが
できるしね
前にも話したけど、通販のモノをどのように
消費者の購買意欲に結び付けるかが
鍵になってくる
ま: この間のE→Rへの変換ってやつですか
あ: そうです、よく覚えてましたね
そして、このオペレーターによる通販が進んでいくと
カリスマオペレーターなんてのが出てくるかもしれないね
ま: カリスマオペレーターですか?
あ: そう
消費者の御用聞きみたいなオペレーターがでてきて
ベネフィットをいつも提供してくれる
「この人が言うのだから間違いない」などと
言われるようなやり手のオペレーターが誕生するかも
ま: まさにカリスマですね
あ: そうなるとおもしろいでしょ
○○が行うTV通販!なんて人気がでて
商品がよく売れる
消費者側も専属オペレーターを求めたり・・・
ま: 専属オペレーターがでてくると、商品のアフターケアーも
しやすくなりますよね
「この前の商品はどうでしたか?」とか
あ: そうだね、One to Oneマーケティングもしやすくなるでしょうね
話をすることで消費者のニーズが分かりますし
この間、こんな商品を欲しがっていたとか
この人には、これを勧めようとか・・・
ま: 次の購買にもつなげることができるってことですね
あ: そうすることによって、消費者との間に
長期的なリレーションシップが築けるでしょ
これは、本当に大事なことなんだよ
ま: 消費者とより親密になりますもんね
他の通販との差別化にもなります
あ: 今、消費者との対応はコールセンターの利用が一般的だよね
One to Oneマーケティングを実行する上で
今回の取り組みのように、様々な手法が
登場するだろうね
ま: なんか難しいですね
あ: 要は、どれだけ消費者の視点にたった
販売活動ができるかってこと
それによって、普段なら見過ごしていた商品も
欲しくてたまらないの高い商品に感じたりするかもしれないね
ま: 今日も勉強になりました
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『対話ができるTV通販』
英国の冷凍食品小売大手のアイスランドは、双方向通信技術のメディア・ロジックが開発したシステムを活用し、新しい無店舗販売手法を導入する。顧客が家庭でテレビに映るオペレーターと直接電話で話しをしながら商品の注文ができるのが特徴で、ケーブルテレビ(CATV)に加入していれば利用できる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:53| 流通