【流通】物流システムの輸出
ま: オリンピックもとうとう終っちゃいましたね
あ: そうだね
今回は時差がほとんどなかったから
休みの日はずっと見てたよ
意外な選手の活躍で、普段はあまり知らない国も
こういう機会に知ることができるよね
ま: 私なんか涙するシーンが何回もありましたよ
あ: 何でも一生懸命している姿は素晴らしいね
人に感動を与えるよ
そこで、今日はオリンピックも大成功で終ったことだし
ちょっとグローバルな話をしようよ
ま: わかりました
そう言えば、電子商取引の物流・決済の代行サービスが
アジアでの展開を加速しているって話を聞きましたよ
・日本の「システム」を輸出 |
あ: 電子商取引の物流代行って
日本でもいろんなサービスが登場してきてるよ
ま: この前紹介したエスクローサービスを
使うサイトもだんだん増えてきていますし
あ: そうだね
で、今回紹介するサービスはこの電子商取引の物流・決済の代行を
アジアで展開しようってことだよね
ま: そうです
あ: 現地の企業と新会社を作り
協力して進めていこうってことみたいだけど
なかなか面白そうだと思わない
「ま:」さんはどう思う?
ま: おもしろそうですか?
私には、ちょっと分かりません
何が面白いんですか?
あ: 私が面白そうだなと思ったのは
「日本で育った物流システム」を
外国に輸出しようとしていると感じたからなんだ
ま: ???
もう少し詳しくお願いします
あ: 日本ではCVS向けの
配送システムってかなり高度なものになっているよね
今回の試みは、この日本の物流システムを
海外に輸出しようってことだと思うよ
ま: なるほど
物流システムというソフトの輸出ですね
あ: そう、トヨタのカンバン方式みたいにね!
ま: でも、CVSがないようなところは
どうするんでしょうね?
あ: 「ま:」さん、考えられるのはCVSだけじゃないよ
日本でもそうだけど、ガソリンスタンドや
スーパーなんかも利用できるでしょ
プラットホームはCVSだけじゃないんだよ!
要は、誰もが気軽に足を運べるところに
確実に届ければいいんだよ
ま: 基本はそこですよね
あ: 日本の場合は、ECが普及するにつれCVSを中心に
物流・決済の拠点が注目されるようになってきた
ま: そうですね
あ: だから、このサービスが海外で進んでいけば
現地の物流システムも変化してくるんじゃないかな
それに、日本側のノウハウの吸収はもちろん
日本への進出の足がかりになるかもしれないしね
同じように、日本にもカルフールが入ってきて
取引の方法にも変化が生じてきてるよ
ま: これは面白そうです
あ: みんながグローバルに考えようとしている今
「日本発!」の物流システムやその他のシステムなどの
いろんなインフラが海外で使われる可能性が
広がってきてる
ま: カンバン方式の
弟分になるかもしれませんよ
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『アジアで展開加速』
受注や物流、決済を中心に電子商取引関連の代行サービスを手掛けるグット・ウィル・コミュニケーション(GCM)は韓国や香港に現地の財閥系企業と合弁会社を作り、今月中に宅配や大手コンビニなどと組んで物流・決済体制を構築する。シンガポールやマレーシア・台湾にも10月以降新会社を設立する。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 15:33| 流通