【流通】「無形流通」が必要不可欠!!
――ネット上の音楽スタジオ インプレス――
『ネット上の音楽スタジオ インプレス』 インプレスはインターネット上で、複数のユーザーが楽曲を共同製作できる「仮想音楽スタジオ」サービスを10月下旬から始める。 サービスを手掛ける米ロケットネットワーク社と資本・業務提携し、日本を含むアジア・太平洋地域での運営権を取得。 会員が演奏データを録音し、専用サイトへ送信するとロケットネットワーク社のサーバーへ蓄積される。 別の会員がこれに合わせて異なる楽器の演奏データを送信、編集が可能。 |
ま: ほほぅ。。。
会った事のない人が作ったフレーズや
パートがそのまま利用できるって事ですね
あ: スタジオで集まって
楽曲を作ったり
一緒に演奏したり・・・
こうした「場」をネットの特性を活かしたカタチだね!
ま: 特定の楽器によるパート集とか・・・
1章節だけのサビの部分とか・・・
作曲活動の中で
自分が「これ 良いっ!」って感じる部分だけ
組み込んだりもできるんでしょうね
あ: そうそう
コンテンツ産業として
音楽流通がマニュファクチュア時代かも!?
ま: マニュファクチュア・・・家内制手工業?
あ: 個人の作曲によるパートがある意味部品としての存在となり
部品の集合体として一つの製品 つまり楽曲が生まれる・・・
パッケージ化されるコンテンツにおいて
その「製造」過程から販売 そして利用方法に至る流通が
既存のコミュニティを越えた域で
融合し合うようになっていく・・・
ま: 確かにおっしゃることはわかります
自分が創り出した一つのコンテンツが
部品単位でも登録も可能で
逆に欲しい部品だけ利用できるんですから・・・
それにネットを利用すれば
時間・場所の制約を受けませんから
ジャンル毎のコミュニティの形成とかね!
でも、今でもパッケージ化された素材集なんかも
ありますよね 画像集とか・・・
それをネット上でやり取りできるだけでは・・・?
あ: 組み合わせ方やアレンジといった
編集機能にも
今以上に価値が高まっていくんじゃないかな
素材選び 利用方法 そしてアレンジ・・・
こうした取組みが高付加価値になっていく。。。
ま: でも利用する素材自体は
誰でも利用できるんでしょ!
そんなに違いってでるんですかね?
あ: 体操競技でも
細かい技ってどの選手もあまり変わりない
「モリスエ」「トカチェフ」なんてね・・・
でもその組み合わせや完成度によって
結局差が出てくるんでしょ!
似たようなもんじゃないかな?
こうしたコンテンツ流通がネットというインフラによって
発展していく事によって
一曲だけのユニット化が促進されるかも・・・?
ま: 結成、解散の繰り返し?
というよりも結成自体が曖昧ですよね
あ: 自動車業界でも
部品メーカーの世界ブランド化とか
完成品メーカーだけじゃないグローバル企業も登場しているでしょ
コンテンツ産業でも各素材を作り上げるプレーヤーと
完成させるプレーヤー
それぞれがブランド化されたり
自由な組み合わせが促進されるんじゃない?
ま: いかに 良い素材を作り上げるのか?
そして良い素材を調達し組み合わせて販売する・・・
コンテンツ産業でも
新たな流通構造ができあがる過程なんですね!
あ: 音楽だけじゃなく
ハード作りではない
人間の知識から生まれる無形の産物における
「無形流通」の発展が
製造部門の海外進出による経済の空洞化が
懸念されている日本にとって
必要不可欠!!
そしてその主人公は大企業でもなく 政府でもない
個人の創造力(パワー)が源!!!
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 13:58| 流通