2009年05月25日
【流通】中部電力 が「連続式えびせんべい味付け乾燥機」を開発
--- 大判味付けえびせんべいの生産効率を向上 ---
中部電力は、えびせんべいの味付け(タレ付け)と乾燥を効率よく連続して行うことができる「連続式えびせんべい味付け乾燥機」を開発した。吉川機械製作所が販売する。
従来、機械による味付けえびせんべいの生産においては、焼き上げたえびせんべいとタレを回転ドラムに投入して味を付けたのちに、ガス、灯油による燃焼式熱風乾燥室に移し替え、長時間かけて乾燥させていたことから、回転ドラムでの味付け時や乾燥室への移し替えなどの際の衝撃で、えびせんべいに多くの割れが発生していた。特に、大判のえびせんべいはタレ付け時や乾燥時に割れ易く、機械による量産ができなかった。
「連続式えびせんべい味付け乾燥機」は、コンベア上のえびせんべいにスポンジローラでタレを付け、コンベアに乗せたまま乾燥室を通す連続方式を採用することで、割れの発生を大幅に低減した。また、赤外線と熱風を併用した電気式乾燥方式を採用することにより、従来の燃焼式熱風乾燥方式に比べて大幅な乾燥時間の短縮をはかった。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:03| 流通