2002年08月01日
【物流】西濃運輸、「怖くないトラック」開発
優しい感じを市民に与えるトラックを走行させます――。西濃運輸は見た目に優しさや丸みが感じられる車体の開発・導入を進めている。
街中などを走るトラックの外観を少しでも柔らかくすることで、一般市民に溶け込んだ輸送事業者のイメージアップを図る。同社が独自に発案し実施している。
発端は物流施設の見学に訪れた小学生の「走るトラックは怖い。でもバスはそんな感じを受けない」という印象をヒントに、社内でどうすればマイナスイメージをぬぐえられるかを協議したところ、トラックは角張った外観で、黒っぽい車体も暗いイメージを持つことが原因の一つと見た。
その結果、できるだけ丸い印象を与えるため、丸みを帯びたフェンダーやサイドバンパーを発注し取り付け、さらに黒色を極力廃し、タイヤ回りやホイールを白くする工夫を凝らした。全車について変えているところまではいっていないが、毎年、徐々に車体を変えて全体のイメージアップへつなげていく考え。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 15:07| 物流事業者