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2003年03月12日

【物流】アパレルメーカーに物流BRPシステムの導入進む

大阪アパレル物流連絡会と日本ユニシスが開発した物流BPR(基幹業務の再構築)システム「LOBINESS(ロビネス)」を導入するアパレルメーカーが増えてきた。

同システムはアパレル物流における取引効率化を実現させるため開発したもので、製造・卸、納品代行、小売業者間を結び、最終的にサプライチェーン・マネジメント(SCM)につなげるのが狙いであり、具体的なメリットとして、製造・卸企業には

@伝票レスによる伝票入力から発行、管理作業などの軽減
A未納品管理による販売機会ロス削減
B電子認証による受発注業務の効率化

などが図れる。一方、納品代行業者は、

@検品作業のスピード化や共同配送による集配業務効率化、
A商品追跡のシステム化による問い合わせ対応業務の簡素化

といった効果が見込まれる。

また、ASP(ソフトの期間貸し)方式を採用しているため、システム導入費やランニングコストも低く抑えられたり、既存取引で使用している商品コードがそのまま応用できるといったメリットもあり、中小企業でも簡単に使えるため、今後ますます導入企業は増加しそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:51| IT関連