2003年03月18日
【物流】JR貨物、2003年度事業計画を発表−コンテナ高速化を軸にサービス向上−
日本貨物鉄道(JR貨物)は11日、来年度の事業計画を発表した。売上で(前年度計画比)2.6%増の1,634億円、経常利益で2倍となる20億円を目指す。
但し、運輸事業は1,266億円(2.4%減)とし、ガーデンエアタワーなどの収入分で368億円(24.3%増)を見込む。
主な取組み内容として、
◇ コンテナ輸送の高速化や翌日配達体制の強化など輸送品質の向上 ・ 今年秋のダイヤ改正で高速化を計り、翌日配達体制を拡充する ・ 来年1月から、全国の駅構内でコンテナの位置を把握する情報システム 「IT−FRENS&TRACE」を導入、 コンテナ運用の効率化を図る ◇ 利用運送業者と連携した戦略的営業の展開 ・ 通運会社との連携体制の強化 ・ リサイクル物流、輸出入貨物などの新たな領域への営業展開 ・ 大型トラックへの速度規制などの影響による、レールシフト機運への対応 ◇ 業務の抜本的な改革を推進 ・ 鉄道事業部門を2年間の早期退職制度の実施により、現行の5,200人 体制を200人減の5,000人体制に縮小 |
JR貨物では、安定した利益体質にしたいとしている。
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投稿者:gotsuat 11:42| 物流事業者