【流通】国土庁 GIS整備に8千万円要求
国土庁は12年度第二次補正予算で、地理情報システム(GIS)の整備・普及に8千万円を要求する。
や: 物流といえばGIS
これは必須ですよ
あ: 必須なんですか!
むしろ、カーナビの方が必要じゃないですか?
や: 消費者向けにカーナビの普及が著しいよね
配車マンには物流用トラックナビがいるんじゃない
あ: と、いいますと
や: カーナビってどういう時に使う?
あ: そうですねぇ
はじめて行く場所に行く時とか
渋滞情報を知りたい時ですかねぇ
や: そうだよね
知らない道を走るときに便利だよね
でも、物流の場合
乗務員の頭の中にある程度の地図は入ってんじゃんか
あ: 特に、地域(地元)の道ではそうですね
や: 利用価値があるのはむしろVICSくらいじゃないかなぁ
あ: なるほどね
や: これからの物流にとって必要なのは、
どのような状態で、どう走ったかを
把握することなんじゃない
あ: その為にGISが必要ってことですか
や: でも、GISはあくまでも
データを電子地図に表現するツールに過ぎない
当然、データが必要になる
あ: 車両が「どう走ったか」を把握するのに
最近ではデジタコ機能が付いた
車載端末も登場してますもんね
や: こういうITがどんどん普及して
収集したデータを
GISで活用できれば
もっともっと効率的な車両の運用ができるはずだよ!
あ: 時間帯、地域毎の空車状況の把握や
貨物の動きがビジュアルで分かりますもんね
や: 車両運用の効率化により台数が減れば
環境問題への取り組みにもなるしね
あ: あっ そうか!
車両台数が減れば
今問題になっているCO2やNOxといった
排出ガス削減になりますね
や: そうなんだよな
ただ、実際にGISを活用している
物流会社ってまだまだ少ないよね
あ: どうしてでしょう?
や: 地図ってさぁ
なんでもそうだけど
更新が必要じゃん
あ: 新しい建物とかができますからね
や: あと、物流業者が知りたいって情報が
まだまだ整備されてないんだよね
あ: 整備されていないっていいますと?
や: 一方通行とか車種規制、
或いは道路区間別平均速度など
トラックの輸送やシミュレーションに必要な情報が
まだまだ細かく反映されていないんじゃないかな
あ: でも、こういった情報が盛り込まれていけば
さらに効率化が期待できますよね
や: そう!
ドライバーは必ずといっていい程
地図を携帯してるよね
同じように、これからは
会社にはGISっていう時代が必ず来る!
物流業界はGISを活用すべき業界なんだよ!
あ: ということは、
そろそろ準備が必要ですかね
や: そう、早い者勝ちだよ!
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投稿者:gotsuat 15:02| 流通