【流通】アマゾン出現！？
あ： 今日は「amazon.com日本上陸」について
話をしたいと思います
や： 米国じゃ売上げは上がるし 赤字は増えるし・ ・ ・
あ： 今日の要点を何点か挙げますと
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・ 年内メドに北海道にコールセンターを設ける |
以上なんですけど・ ・ ・ 「や：」さん
や： まず、amazon.comていう名前のブランド価値っていくらなんだろうね
あ： 世界中のEC関係者はともかく、internetに興味のある人なら
大抵知っていると思います
先進性という側面も含めてブランド価値は非常に高いものだと思いますよ
や： 例えば無名の書籍販売会社がECサイトを行なうとき
どれだけの集客力と収益性のあるビジネスを行なう事ができるんだろうか？
あ： リアルの世界でも同じ事が言えると思いますけど
いわゆる会社のネームバリューによって
大きく差が出てくるんじゃないでしょうか？
や： 会社やサービスの名称は確かに重要なんだけど
例えば検索エンジンのinfoseekブランドは
今では日本国内でしか使っていない
internet勃興期に日本国内だけでなく世界で高い知名度を持っている
amazon.comが日本に進出してくるのは
このブランド力によるものなんだよ
あ： それに日本の書籍市場も大きいと言われていますしね
や： 一方で懸案となるのが日本の流通構造の硬直化・閉鎖性が挙げられる
あ： これらの障壁をクリアする為にも
既存の流通構造を構成するプレーヤーとの交渉に
入っているんだと思います
や： そして消費者がどのようにメリットを受けれるようにできるのか？
これが勝敗の大きなポイントとなる
その為に一から全部自分でつくり出していいんだろうか？
あ： 米国では自社で物流センターを稼動させるなど
自社で行なう部分も多いようですが
や： 例えば日本の大手書籍会社のEC部門を代行する選択肢は
ないんだろうか？
あ： 全部自前でやるべきなのか？ 考えないといけませんね
や： 商品の発送は宅配会社に任せて
ワンクリック制といったinternet上の仕組みを活かして
internetでの取り組みに遅れている日本の書籍会社と融合するとか
書籍会社だけでなくアスクルやヤマト運輸といった
異業種ではあるけど物流プラットフォームを持っている
企業との融合とか十分に考えられるよ
あ： 例えば日本通運と融合が起きれば・ ・ ・
一体どんな事になるんでしょうね！
や： このようにSHOPとネットをどう融合させるのか？
過去にこのNEWS５２でも何度か話をしたことがあるので
バックナンバーも参考にして欲しいね
「あ：」さん、バックナンバーを挙げといてよ
あ： わかりました！こちらです →
や： ところで「あ：」さんの方から何か言っておくべき事はないの？
あ： そうですねぇ
ちょっと話が逸れるかもしれませんけど
北海道にコールセンターを設けるのは
やはり札幌を中心として有力ベンチャー起業が
育つ環境があるからなんでしょうか
や： そういう訳じゃなくて
コールセンターの立地って
人件費が安くて安定した人員が確保できる環境が必要だから
沖縄や北海道とかで行なう例もよく聞くよ
それに標準語を話せるかどうかも重要な点なんだよ
あ： 通信料も距離の問題ではなくなってきてますからね
グローバルな視点で考えた場合
英語圏であるインドがそうした需要を満たす国として
今、注目を集めていますよ
や： 低コストで最大の効果を上げる為に
いろんな工夫をしている
米国では債務超過に陥っているようだし
海外市場で資金を調達しようとしているのかもしれないね
これから日本企業とのライセンス契約や
マザーズ、ナスダックジャパンでの上場も考えられるよ
あ： 日本の書籍販売企業にとって
強力なライバルの出現になりますね
や： amazonっていうと我々30代〜 40代の人には
とても親しみやすいんだよ
あ： も、もしかして・ ・ ・
（仮面ライダーの あれ？）
や： ひょっとしたらこのamazonが古代４大文明以来の
第5文明になるかもしれないよ
我々も変身しますか？
や：あ： 「 アー マー ゾー ンー！！」
あ： これCMで使えるかなぁ
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『アマゾン・ドット・コム 日本進出』
米国最大のinternet通販会社で書籍などを扱うアマゾン・ドット・コムが日本に進出する。書籍市場が大きい日本で国内有力書店が先行して拡大を続けており、書籍の電子商取引が一段と活発になりそうだ。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 13:52| 流通
