【流通】金額ベースでは見えない収益構造
か: 失われた10年・・・
景気はいつになったら
よくなるんでしょうね〜
あ: 何を今更しみじみ言っているの?
か: いやー、財布の中身がさみしんです
最近、諭吉さんの顔をみてないです
あ: ホントに!!
バーゲンで服を買ったって
言ってたじゃない!!
ああ〜そりゃ〜ないでしょ
か: 安いとツイ・・・
でもね、すぐには買わないですよ!!
一通りショップを見て回った後これっていう商品があれば
ショップに戻って買います。
あ: しっかりもの、買い物上手??
買っているようで、買っていない…今日はこれです
『消費DI5期ぶりに悪化』 日本経済新聞社がまとめた1月の日経消費DIは業況判断指数がマイナス34と昨年10月の前回調査に比べ、8ポイント悪化した 2000年冬のボーナスは前年比で3年ぶりで増加に転じた。 |
か: やはり、財布の紐は緩くないですよ〜
だって、商品を買うのに慎重になっていますもん!
あ: そうだね、CVSの売上げが落ちてるってことは
誰も衝動買いができないくらい予算も少ないのかもね
か: でも、有名ブランド品やユニクロは
よく売れていますね(何度も出ている記事…)
この二つの商品は、どう違うのでしょうか?
あ: ブランド品=高いもの=嗜好品 か: どちらに比重があるのかってことですよね あ: でも、現実は全く違うでしょ あ: カジュアルウェア市場はユニクロが一人勝ち!! か: 量ですか… あ: 景気は本来、お金の回りについて言及しているから か: えっ でも…売れてないのでは… あ: 仮に、ハンバーガー1個300円として1億個の市場が あ: 金額ベースでは見えないこの収益構造は ※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:52| 流通
ユニクロ=安いもの=必需品
そして、大事なことは商品の機能が
それぞれ一緒だってこと
か: 商品の機能が一緒というのは
例えば、エルメスのカバンと紙袋は
ものを何かに入れて運ぶという機能が
同じであることですね
あ: つまり、ハードとしての価値とそれ以外のモノに
付加した価値の構成比が違うんだよ
ということは、本来ならエルメスのカバンと紙袋は
ハードとしての価値から判断すると同類項のはずですよね
エルメスのカバン=紙袋じゃないよね
要は、カテゴリーがあいまいになってきてる?
モノをモノとして判別できなくなってきているんじゃないかな
か: つまり、従来の同じカテゴリで
分類できなくなっているんですね
でも、市場全体の販売量としては
どうなっているのかな?
か: 金額ベースでいうと前年割れです
あ: 金額じゃなく、量なの!!
売上高だけ見てみると前年割れ
でも、これは金額ベースでしょ!!
じゃー、販売量はどうなのってこと!!
あったとするでしょ
各チェーン店もその値段で売っていて
1個150円にして2億個売れたとすると
150円×2億個=300億円の市場
本来は300円×2億個=600億円の市場なんだよ
トータルの売上げは600億円から300億円と下がっているけど
販売量が1億個から2億個に増えた分
他のメーカーより売上げが上がっていることになるんです
か: なるほど
そういうことなんですね
この物流における仕組みをよく知っている
企業が実践し価値を変化させてきているんだよ
強い企業は「価値変化」、これがスタンダードになるかもね
「価値変化」においては、この値段が普通だよっていう
提案をしている企業が強いみたいだね
マクドナルド・ユニクロ・・・