【流通】消費者が企画者
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あ: うわぁ〜っ!
またまた電車が事故で止まっちゃってるよ〜
ま: またですか!
今週2回目ですよ
あ: ちょうど帰宅時間と重なって
随分時間がかかりそう。。。
ま: ツイてないですね「あ:」さん
仕方がないですけど・・・
電車でゆっくりと本でも読みながら帰ってください
あ: そんな余裕がないの!
人でごった返すんだから!!!
それに今は読みたい本がちょうどないからね
ま: 読みたい本がない!?
あ: 自分で発掘していかないとね
『読者投票でマンガを出版』
株式会社アジャストは、「マンガ市場ドットコム」を会員登録無料キャンペーンによる ソフトオープンをスタート。「マンガ市場ドットコム」は、マンガ家から作品を投稿してもらい、会員がインターネット上でフラッシュのビューワーを利用しページを閲覧。気に入った作品であれば出版希望の投票を行い、一定の人数(500人)以上が賛同した場合、実際に出版して、購入希望者へ販売するシステム。
実際に出版されると、マンガ家には部数に応じて印税15%が支払われ、販売方法は直販方式。会員にはオンライン決済で月額200円、後払いコンビニ決済で月額300円を6か月一括払いで受け付ける。 |
ま: この仕組みであれば
無駄が発生しませんね!?
必要な分だけ商品化できますから
あ: 需要が確定した後だからね
こういうサービスは
出版物以外にも似たものは登場している
出版業界も非常に競争が厳しいようだし・・・
ま: 確か・・・文庫本の単価も若干上昇してるって・・・
あ: 供給量、つまり出版される本の数が多くなってるようだね
量といっても一冊当たりじゃなくて・・・
いろんな種類の本が出版されてる!
1冊あたりの収益回収期間を短くせざるをえなくなってるみたい・・・
ま: 無駄のない媒体流通方法として
オンデマンド、電子化などなどありますが・・・
あ: マンガが好きな人にしてみれば
コンテンツ自体を楽しめるから
有料会員になるメリットはある
これが一部しか見れないとかだと厳しいだろうけど
ま: じゃぁ逆に本にしてもらう価値って・・・?
ネットで楽しめるわけですからそれでいいはず??
あ: 自分の手にできるメディアとして所有したい!ってニーズじゃない?
このニーズがあって始めて商品化されるプロセスは
既存の出版物の流通構造とは
全く異なるものになる!!!
新しい流通のカタチとして
既存のルートでない
在庫リスクを考えたモデルとして注目!!
ま: シリーズものの場合・・・ 毎回投票しなくちゃいけないの???
ずっと楽しみたいマンガってきっと出てきますから!
あ: それは・・・簡単!
シリーズ毎に定期購読というカタチにしちゃえば?
書店や駅売店で買う以外に本を手にする方法として
こうした個人向けの本の直販って
特定会員に発行する会報誌などが主流だったでしょ?
個人宅への出版物直販スタイルが
マンガからいろんなジャンルにまで普及しだすと
既存の流通構造も大きく変わってきそう!
需要確定後の商品化システムって
他にもいろんな分野で応用されてくると
既存の流通ルートとは異なる
ネットならではの特徴を活かして
新しい価値交換スタイルが確立していくんじゃないかな
ま: 本や音楽の場合
実際に手にできる商品と
ネット上で確認できるサンプルって
そんなに違いを感じないと思うんですけど
リアルな「モノ」の場合は
逆にネットでは不可能な「リアル感」をどうやって表現していくか?でしょうね
あ: ここで重要となってくるのが
実際の商品化以前のサンプル品作成ノウハウかな!
商品サンプル技術って
こうした価値交換スタイルの普及と共に
非常に重要なノウハウ、ポストとなってきそうだね!
どのように感じ取ってもらえるか?
商品のいいところをわかってもらうために・・・
ま: あと、作家の登竜門的な機能も果たしそうです
音楽のインディーズの評価サイトのように・・・
あ: それもあるね!
例えば昔のアイドル発掘と違って消費者が審査員!って感じでしょ
こういう仕組みが
ドラマに採用される脚本や出演者などを募集したり・・・
こうすればある程度の視聴率も見込めるかも?
番組終了後もスタッフ名と共に
応募した人全員がズラーっと出てきて・・・
ま: 長そーっ! それ
なんか参加型ドラマって感じでいいかも!?
自分の名前を必死で探してね!!!
そう言う意味で視聴率あがっちゃうかも・・・
あ: 消費者も自分の商品を自分で開発する時代なのかな
個々の価値観を反映できる手段としてね!
商品やサービスの「企画のプロ」って
実は消費者なのかもしれない・・・
ま: 「プロ」が素人!??
わけがわかりません・・・・
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投稿者:gotsuat 14:47| 流通