【流通】21世紀型ブランド構築プロセス
――ネットプライス、「ちびギャザ」上にて
日本未発売商品を先行販売する共同企画を開始――
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『ネットプライス、
「ちびギャザ」上にて日本未発売商品を先行販売する共同企画を開始』
ネットプライス と ドウシシャ は業務提携により、ネットプライスのモバイルECサービス「 ちびギャザ 」上で、ドウシシャのイタリア事務所が提案する日本未発売商品を、国内市場に先駆けて販売する共同企画を開始した。この企画は「ヨーロッパのはこ」特集という名称で行われる。
消費者からの購入申し込み数の増加に伴い価格が安くなる「ギャザリング」(共同購入)方式を採用。ドウシシャのイタリア事務所と、ネットプライスのマーチャンダイジングチームが共同で選定したイタリアをはじめとする、ヨーロッパ各地で人気の日本未発売商品がラインナップされている。
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あ: この間、銀座へ買い物に行ったんだけど。。。
ま: えっ!? 「あ:」さんが銀座に!?
なんとも不釣り合いな。。。
あ: ほっといてよ!
まぁ確かに似合ってるとは思わないけど。。。。
それにしても、高級ブランド店の活気、、、
すごいねぇ
ま: はい
そういえば、先日カルティエがオープンしたんですよね
あ: そうそう!
ちょうどルイ・ヴィトンと道路を隔てて反対側にあった
あと、すぐ横にシャネルが建設中。。。
一体ここはどこなんだ!?
ま: すべて海外の高級ブランドですもんね
あ: それに、お客さんの数!
ちょうど土曜日だったんだけど
ここだけは経済圏が違ってたね
デフレ不況、どこ吹く風!ってね
2002年のインポートブランド市場が
約1兆3,000億円なんだって!
(時計、宝石を除いて)
ま: い、1兆円〜!!
みんな買い過ぎですよぉ〜
あ: ただ、ここ最近になって
少し状況も変わってきてるみたい
これからブランドに対する考え方も
変わってくるかもしれない・・・
みんなそれぞれ、自分だけの価値観を表現しようと
みんなが持ってないブランドを求め始めたり。。。
ま: つまり。。。
今の海外高級ブランドは受け入れられなくなる!?ってことですか?
あ: いやいや、そうじゃなくて。。。
共存するカタチもある
今や海外高級ブランドは
誰もがあこがれる存在の一つとなっている
そして それでは飽き足らない消費者が
次に求めるのは。。。
あまりみんなに知られていない
自分が「良い」と認めた商品、ブランドの存在!
この存在を知っているだけで
一つ消費シーンをリードしているような感覚が持てる・・・
ま: いわゆる「通」と言われそうなブランドを
発掘していくんですね
あ: 今日紹介したサービスでも
ある意味、それが可能になってくると思うんだよ
まだ日本では未発表ながらも
自分がいい!と思った商品を手に入れることが出来る。。。
ま: おまけにギャザリングというシステムですから
共感する人が増えるほど
購入価格も割安になっていきます
あ: まぁ 価格の問題は
いろいろあるかもしれないけど。。。
あまりにも単価が安くなるのも
希少性と相反する問題があるからね
ま: でも、もしかすると
こうしたサービスから新しいメジャーブランドが誕生するかもしれませんね
あ: もともと、ブランドって「刻印」の意味でしょ
昔の上流階級という一部の人達に
認められたモノ・・・
ま: それが今
ブランドとして広く定着しています
あ: このブランドが確立されるプロセスも
新しい手法によって
これから誕生していくんじゃないかな
21世紀発のブランドの起源、広がり方で。。。
ま: つまり、これから誕生するブランドは
今までと違うプロセスで確立されていくということですね
あ: 例えば。。。
今回紹介したサービスが
一つのブランドの発祥となる可能性もある。。。
それは特定の人が認めることによって品質が裏付けられると言うよりは
不特定多数の人が認めながら
結果的に特定地域、あるいは世界中で
認められるブランドとして価値を所有する。。。
ま: ?????
ちょっとわかりにくいんですが・・・
あ: もっと簡単に言うと!
インターネットを利用することによる
新しいブランド確立のプロセスが誕生するんじゃないか?って事!
ま: つまり・・・
今、高級ブランドが産声を上げた100年以上も前の起源を
これから誕生しようとしているブランドが
新しいスタイルで確立するんですね!
あ: そう!
since2003ブランドは
2100年には 歴史あるブランドになってるはずだからね。。。
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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 13:46| 流通