2004年06月09日
【流通】ファインフーズ、全く新しい飲食店ビジネスモデルを構築
――飲食店の流通に新しい活路――
ファインフーズは、厨房スペースや設備が一切不要で、しかも料理人も要らない飲食店運営システムを構築・ビジネスモデル特許公開した。このシステムは、無線で本部とつながった冷凍庫と電子レンジによるもので、顧客が店内タッチパネルでオーダーしたメニューを冷蔵庫から自動抽出し、その食材を所定の電子レンジに入れるだけで料理出来るようにするもの。
このシステムでは素人のアルバイト員でも、冷凍庫から抽出された食材を所定の電子レンジに入れるだけで、簡単に調理できる。従来の飲食店とくらべ、設備費、人件費などの削減が可能とされる。
食材は、来店客がオーダーした時点で本部にデーターが入り、各店ベースで冷凍庫から必要な食材が出てくるので、数百店を一度に管理でき、支店ごとの在庫も本部一括で管理可能。
同社では、電気メーカーと冷凍食品メーカーに機器設計とメニュー開発を依頼。売り込み先としては、従来、厨房施設を持たなかった漫画喫茶・ネットカフェやパチンコ店・ビジネスホテルを納入先として想定しているという。
各店舗の在庫の状態を社内全体で一括管理出来るこのシステムにより、リードタイムの短縮化及び営業キャッシュフローの向上につながると考えられる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 13:23| 流通