【物流】貨物運送業、4年ぶりに増益
全日本トラック協会が まとめた全国2,374社の経営分析によると、2003年度の貨物自動車運送事業は、1社平均の売上高が2億3132万3000円(02年度比2.1% 減)と4年連続で減少したが年々マイナス幅は縮小しており、経常利益は166万9000円(43.5%増)と4年ぶりに増加した。
また、売上高経常利益率も0.5%から0.7%へ改善しており、全ト協は「運賃料金の低迷で増収には至らなかったが、一部荷動きの活発化、リストラ効果から増収に転じた」と分析している。
詳細は以下の通り。
貨物運送事業の業績
売上高(千円)
経常利益(千円)
経常利益率(千円)
2002年度
03年度
2002年度
03年度
2002年度
03年度
全体
236,351
(▲2.7)231,323
(▲2.1)1,163
1,669
0.5
0.7
車両規模別
1-10両
60,619
(▲2.9)59,714
(▲1.5)△828
△816
▲1.4
▲1.4
11-20両
140,142
(▲3.9)137,660
(▲1.8)△648
△335
▲0.5
▲0.2
21-50両
305,797
(▲4.8)305,779
(0.0)2,797
2,807
0.9
0.9
51-100両
685,844
(▲6.1)688,590
(0.0)6,826
11,711
1.0
1.7
101両以上
1,340,881
(▲1.9)1,329,135
(▲0.9)6,744
12,431
0.5
0.9
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 16:00| その他