2021年09月03日
【物 流】トヨタL&F 後方作業者検知運転支援システム「SEnS⁺」を発売
豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは、業界初となる車両制御機能を搭載した後方作業者検知運転支援システム「SEnS⁺(センプラス)」を開発した。
フォークリフトは、不特定の障害物があり人と車両の接近頻度も高い環境の中で、荷役や運搬時に後進走行するという特有の作業条件をもつ。「SEnS⁺(センプラス)」はフォークリフト特有の環境に適するよう専用設計したカメラとセンシングシステムが広角度に車両後方の障害物の中から人と物を見分けてブザーとランプでオペレーターに接近を通知する。
また、車速や進行(旋回)方向など車両の状況と連動して、走行速度や発進を自動でコントロールする業界初の車両制御機能を搭載している。これにより、誤操作や見落としによる接触・衝突事故の回避をサポートし、安心して作業に従事できる環境づくりに貢献する。
今後、コンパクト電動フォークリフト「Ecore(エコア)」にオプション設定して全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて発売するのを皮切りに、その他機種への順次搭載していく。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:45| IT関連