2021年08月17日
【環 境】東京都・港区・早稲田大学 燃料電池ごみ収集車の試験運用を開始
東京都、港区と早稲田大学は2021年8月16日から港区内にて燃料電池ごみ収集車の試験運用を開始する。
同事業は東京都の「大学研究者による事業提案制度」に基づき、早稲田大学から燃料電池ごみ収集車の開発・運用に関する事業提案を受け、令和元(2019)年度から、東京都と早稲田大学で事業を開始し、令和2(2020)年度には両者と港区との間で協定を締結し、三者が連携して事業を行っている。
走行距離が長く、動力としても多くのエネルギーを必要とする業務用車両における水素利用は、運輸部門の脱炭素化や水素利用の拡大のために非常に重要となる。また燃料電池自動車は、走行時にCO2を一切排出せず、走行及び作業時も静かなことから、ごみ収集時の作業環境や生活環境の向上にも貢献。低速かつ頻繁な発停車を繰り返すごみ収集ルートにおいては、特に導入効果が期待できる。
今回の事業は燃料電池ごみ収集車が将来的に普及することを目指し、都内における運用形態に適した燃料電池ごみ収集車の開発及び試験運用を実施する。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:25| その他官公庁関係の取り組み【機関】