2020年09月23日
【物 流】JR貨物 2020年8月 輸送動向
JR貨物は2020年8月の輸送動向を公表した。
これによると、コンテナは1,372千トン(前年比13.1%減)、車扱いは623千トン(同14.9%減)、合計で1,995千トン(同13.6%減)となった。
品目別にみると、コンテナでは、新型コロナウイルス感染症に伴う需要低迷の影響等により、エコ関連物資を除くすべての品目で前年を下回る結果となった。
特に前年比率の減少幅が大きかったのが、国内需要の低迷に影響を受けた紙・パルプで153千トン(同27.8%減)、家電・情報機器で23千トン(同26.8%減)となった。そのほか、食料工業品は、外出自粛に伴い需要が低迷している外食産業向けビール類や自動販売機での販売が不振である清涼飲料水の輸送が減少し222千トン(同16.1%減)、化学工業品・化学薬品は、紙製品の原料及び樹脂等が減送となり、それぞれ116千トン(同16.2%減)、84千トン(同17.0%減)となった。一方、エコ関連物資は、建設発生土や焼却灰等の輸送が順調で55千トン(同27%増)となった。
車扱いでは、石油が外出自粛に伴い低調に推移したため、390千トン(同19.6%減)となった。
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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者