2020年01月10日
【物 流】いすゞ自動車 ギガを改良 ぶつからない、つかれない、こわれない機能を進化
いすゞ自動車は「ぶつからない」、「つかれない」、「こわれない」を目指して大型トラック「ギガ」を改良し、発売を開始した。主な特徴は以下の通り。
・歩行者検知機能付きプリクラッシュブレーキ
広角の単眼カメラを追加し、ミリ波レーダーの検知角度を広角化したことで、横断中の歩行者・自転車を検知できるようになった。これにより、低速走行する先行車や歩行者への衝突の恐れが高まると、警報が作動、ブレーキのフル制動、追突が避けられない場合は衝突速度の低減を場面に応じて行う。
・全車速ミリ波車間クルーズ
車間距離を維持するように自動的に加減速するミリ波車間クルーズUの機能を拡張し、停止・発進を含めた全車速域での制御が可能となった。これにより、高速道路の渋滞時のアクセル操作での疲労軽減につなげる。
・可変配光型LEDヘッドランプ
先行車や対向車の光をカメラで検知し、光があたる箇所を自動的に遮光する。また、自車速に応じた集光・拡散制御や、国内トラック初のコーナー方向に集光する電子スイブル制御を搭載した。これにより夜間の視認性を高め、安全運行に貢献する。
・ドライバーステータスモニター(DSM)
ドライバーの脇見、開眼、運転姿勢の状態をモニターし、前方への注意不足を検知すると警告音で知らせる。
・ブラインドスポットモニター
キャブの四方に近距離ミリ波レーダーを配置し、死角エリアの自転車、歩行者、自動車、バイクを検知すると警告音と警告灯で知らせる。
・全高3.8mのハイフール&専用大型ヘッダーコンソール
・高機能シート
・自己診断機能
新たに尿素水残量、エンジンオイル交換残距離、バッテリー電圧、タイヤ空気圧の状況を車両自身が診断できるようになった。
・セーフティドライブ報告機能
安全装置の作動状況や使用状況を、遠隔地の運行管理者にパソコン画面を通じて車両が知らせる機能。新たに、プリクラッシュブレーキ作動履歴、ミリ波車間ウォーニング消音時間、ドライバーステータスモニター作動履歴・作動のお知らせ、車線逸脱警報作動履歴が追加された。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:45| その他