2019年10月01日
【環 境】カネカ 高性能太陽電池パネルをセブンイレブンに提供
カネカはセブンイレブンの再生エネルギー100%の店舗運営に関する実証実験に、同社の発電効率を大幅に高めた太陽光パネルを提供する。
実験に使用する太陽電池はヘテロ接合技術(※1)を用いることで、良好な発電効率と温度特性(※2)を持ち、さらに両面受光構造(※3)により裏面での発電が可能で、高い発電量が得られる。カネカは今回の実験を通じて、セブンイレブンと共にCO2排出量削減に貢献していく。
※1 物性の異なる半導体材料を接合する技術。同実験に使用する太陽電池では、発電特性を低下させるシリコン基板表面の欠陥を、同社で開発した高品質のアモルファスシリコンを用いたヘテロ接合技術により抑制することで良好な発電効率と温度特性を実現させている
※2 太陽電池の温度変化に対する発電量の変動の程度を表す特性。最も普及が進む結晶系シリコン太陽電池の中ではヘテロ接合型が優れた温度特性を示すことが知られている
※3 太陽光パネルの両面で発電するもので、太陽光が直接照射される太陽光パネル表面だけでなく、パネル裏面に入る光も活用して発電し、発電量を増加させる
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】