2019年09月25日
【流 通】ジュンク堂書店池袋本店に書棚型デジタルサイネージ デジタルシェルフ導入
DNPと丸善ジュンク堂書店は、ジュンク堂書店池袋本店にプロジェクターとセンサーを搭載した書棚型デジタルサイネージ「デジタルシェルフ」を導入し、動画やメッセージ等の配信による新たな書店メディアの実証実験を開始した。
DNPは2019年3月に米国の流通・小売大手Kroger(クローガー)と、「デジタルシェルフ」とその関連サービスを日本市場で展開するための共同研究を開始しており、食品スーパー、家電量販店、ドラッグストア等さまざまな業態の小売と実証実験を進めている。今回、その一環として書店向けにカスタマイズした「デジタルシェルフ」の運用テストを実際の店舗で実施し、その広告効果を検証する。
書店店頭での販売促進施策の一つとして、従来から紙製のPOP広告などを掲示しているが、書店員がPOP広告を手書きしたり、差し替えたりする作業負荷が大きく、その負荷軽減とともに、アイキャッチ効果の高い動画広告も表示したいという要望があった。このような課題に対してDNPは「デジタルシェルフ」にセンサーを搭載して、来店客が棚前に立ち止まったり、商品を手に取ったりした回数を計測して、動画広告に興味を示したかどうかを確認し、効果的な売り場作りにつなげていくための運用テストを実施する。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:40| 流通