2019年09月19日
【環 境】三菱重工サーマルシステムズ 地球環境保全・省エネの表彰を相次ぎ受賞
三菱重工サーマルシステムズは、地球環境保全および省エネルギーに貢献する技術の表彰に相次いで2件を受賞した。
環境負荷が極めて低い低GWP(※)冷媒を採用した次世代ターボ冷凍機「ETI−Zシリーズ」が日刊工業新聞社主催の「第22回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」で優秀賞を受賞、自然冷媒のCO2(R744)を採用したノンフロン冷凍冷蔵コンデンシングユニット「C−puzzle(シーパズル)」が、日本食糧新聞社主催の「第22回日食優秀食品機械・資材・素材賞」において機械部門で受賞した。同社は前年も環境および省エネに貢献する技術の表彰で3件の受賞実績があり、冷凍空調機器業界の環境保全・省エネをリードしている。
オゾン層保護・地球温暖化防止大賞を受賞したETI−Zシリーズは、GWPがCO2と同じ1でオゾン層破壊係数ゼロのHFO−1233zd(E)冷媒を採用し、かつ高効率・省スペース性に優れている点などが評価され、国内だけでなく海外でも納入実績が増えている。
一方、日食優秀食品機械・資材・素材賞したC−puzzleは、食品などの冷凍冷蔵倉庫の冷却熱源の装置で、地球温暖化係数が1のCO2を冷媒に採用したことで、オゾン層を破壊することなく、温暖化抑制にも大きく寄与する。
※ GWP(Global Warming Potential)
CO2を1とした地球温暖化係数。値が小さいほど温室効果が低く環境性に優れる
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】