2019年04月04日
【流 通】クボタ浄化槽システム 流入・放流の管底差がない小型浄化槽を発売
クボタ子会社のクボタ浄化槽システムは新設・入れ替えによる施工性を向上させた小型浄化槽の販売を開始した。
生活環境保全の観点から、日本国内では現在約400万基の単独処理浄化槽(※1)が残存しており、合併処理浄化槽(※2)への入れ替えが喫緊の課題となっている。しかし、単独処理浄化槽設置の戸建て住宅に、新たに浄化槽を設置するだけのスペースを確保することは難しく、単独処理浄化槽と入れ替え可能な同等サイズの合併処理浄化槽が求められていた。また、処理水を側溝へ排水する際、浄化槽の設置場所と側溝までの距離が長くなる場合、配管の起点となる浄化槽の放流管の位置をより浅くする必要がある。
クボタ浄化槽システムは、従来型のコンパクトさはそのままに放流管底を浅く設計し施工性を向上させた小型浄化槽(KZII型)を開発し、販売する。
※1 単独処理浄化槽
し尿のみを処理できる浄化槽
※2 合併処理浄化槽
し尿と雑排水を処理できる浄化槽
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:40| 流通