2018年12月20日
【物 流】JR貨物 2019年3月ダイヤ改正
JR貨物は顧客の多様なニーズに対応した輸送サービスを提供する為、コンテナ輸送区間の延伸や輸送力の増強を中心としたダイヤ改正を平成31(2019)年3月26日より開始する。
今回のダイヤ改正では、少子高齢化に伴う若年層労働力の不足や労働時間の規制、トラックドライバーの減少などを背景とした鉄道貨物輸送への需要に基づき、同社では地球環境への配慮と顧客の利便性向上を実現する為にダイヤ改正を実施する。
■ダイヤ改正の概要■
1.関東―関西間の鉄道輸送区間を九州まで延伸
現行、東京(タ)―神戸(タ)間で運行しているコンテナ列車の輸送区間を福岡(タ)まで延伸する。東京(タ)を深夜に出発する有効時間帯の九州行きの増加に伴い、利便性の向上が期待される。
2.東海―九州間の自動車部品輸送区間の新設
東海地区から九州地区への自動車部品と、その返送積付用品の往復輸送を行う為、名古屋南貨物駅―北九州(タ)間において専用の輸送区間を新設。
3.顧客の要望の強い区間での輸送力の増強
顧客より要望の強い地域間において輸送力を増強する。輸送力増強区間については下記の通り。(輸送力(個数)は12ft換算個数)
・運転区間:東京(タ)―福岡(タ)
輸送力増強区間:東京(タ)―広島(タ)
増強コンテナ数:10個
・運転区間:新潟(タ)―岡山(タ)
輸送力増強区間:金沢(タ)―岡山(タ)
増強コンテナ数:10個
・運転区間:広島(タ)―越谷(タ)
輸送力増強区間:広島(タ)―相模貨物駅
増強コンテナ数:15個
※(タ)…貨物ターミナル駅の略称
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者