2018年11月12日
【流 通】オンライン診療サービス「MediTel」 システム導入費などを無料提供
メディアコンテンツファクトリーとNTTドコモは、NTTドコモの新規事業創出プログラム「39works(※1)」のもと、メディアコンテンツファクトリーが提供するオンライン診療サービス「MediTel」を市場の活性化および本格普及を目的として、システム導入費、月額利用費を無料(※2)で提供している。
「MediTel」は、患者がスマートフォンアプリを用いて、オンライン診察予約、医師とのテレビ電話による診察、クレジットカードによる診察料の決済のほか、自己管理用に日々の健康データを蓄積することができる。医師は遠隔で健康に向けたアドバイス、テレビ電話による診察などが実現でき、オンライン診療をより簡単に行うことができる。
現在、日本の医療現場では、医師不足や医療従事者数の地域格差などの多くの課題が存在している。また、病院・クリニックの混雑により、継続的な受診が必要な患者が通院を諦めるケースもあり、超高齢社会に向けてオンライン診療を中心としたICTの活用によってこれらの課題改善をめざすことが重要視されている。
「MediTel」は2018年1月よりサービスを展開しているが、新たなサービスの開発と市場拡大を目的として、サービス提供会社を2018年10月11日からメディアコンテンツファクトリーに変更した。また、こうした背景を受けて、オンライン診療の本格的普及を目的に、システム導入費と月額利用費を無料に設定し、加えて患者もサービス利用費を無料で使用できる業界で初めてとなるサービスとしてリニューアルした(※3)。これにより、病院・クリニックは初期負担を抑えてオンライン診療のシステムを導入でき、さらに通院する患者にもオンライン診療のメリットを広く提供することが可能になる。
※1 「39works」
NTTドコモの新規事業創出プログラム。パートナー企業と共創し、企画から開発、運用、保守までを一体で進めながら、高速PDCAにより改善を繰り返し、新ビジネスを創出し、育むプログラム
※2 医療機関にはクレジットカード決済手数料が発生
※3 医療機関から診察料などの請求が発生
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:40| 流通