2018年09月18日
【環 境】三井E&S造船 8万7000重量トン型次世代環境対応・低燃費船を開発
三井E&S造船は次世代型エコシップである87,000重量トン型バルクキャリアー「neo87BC」の開発を完了し、3隻を受注した。
三井E&S造船はこれまで、次世代型環境志向船「neoシリーズ」バルクキャリアーのラインナップとして、56,000重量トン型「neo56BC」、60,000重量トン型「neo60BC」、66,000重量トン型「neo66BC」、182,000重量トン型「neo182BC」を開発、市場投入を進めてきたが、今回開発した87,000重量トン型「neo87BC」が新たにラインナップに加わることになった。
新船型は、調和化船体構造規則(H‐CSR)を適用したポストパナマックス・バルクキャリアーであり、H‐CSRを適用した最初のneoシリーズとなる。主機関には、排気ガスに含まれる窒素酸化物規制(NOx3次規制)に適合した最新の電子制御エンジンを採用している。また、排気ガスに含まれる硫黄酸化物規制対応として、低硫黄燃料油による対応に加えて、SOxスクラバーによる対応をオプションとして準備している。この3隻は、平成32(2020)年後半以降順次完成する予定となっている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【内容】