2018年07月26日
【流 通】radiko 音声によるターゲティング広告モデルの実証実験を開始
radikoは、『ラジコオーディオアド』の実証実験を7月24日に開始した。
『ラジコオーディオアド』は、番組単位でターゲットをセグメントする地上波ラジオ放送の広告とは異なり、聴取番組に関係なくラジコリスナーの年代や性別といった属性でターゲットをセグメントすることができる。そのターゲットのセグメント配信において、ラジコDMPラジコがこれまで培ってきた聴取ログやアプリ利用履歴、プレミアム(有料)会員属性データといった 1st Partyデータに加え、ビデオリサーチが調査を実施する生活者シングルソースデータ「ACR/ex」)を活用して拡大推計を行うことで、リスナーの属性や好みに沿って広告を配信することができる。
また、ラジコオーディオアドは、地上波ラジオ放送の上質なラジオ番組コンテンツの合間に流れる広告枠を活用して実施するため、昨今、広告主が懸念されるアドフラウドの心配も一切なく、ブランドセーフティを保証し、かつその広告聴取がスキップされづらいというメディア特性を有している。今回の実証実験では、対象を各ラジオ放送局が持つ自社広告枠のみとし、同枠を『ラジコオーディオアド』に差し替える形で実施する。地上波ラジオ放送における販売広告枠は使用しないため、これまで通り地上波ラジオ放送と同じ広告がラジコでも配信される。対象エリア・放送局は、在京7局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、TOKYO FM、J-WAVE、InterFM897)限定とし、2018年秋頃を目途に在阪局(ABCラジオ、MBSラジオ、OBCラジオ大阪、FM COCOLO、FM OH!、FM802)へと拡大、その後、順次、全国展開を目指す。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:40| 流通