2018年05月21日
【物 流】JR貨物 輸送動向 平成30年4月分
日本貨物鉄道が平成30(2018)年4月分の輸送動向を発表した。同月は、運休を伴うような大きな輸送障害もなく、安定した輸送となった(前年 高速貨40本運休)。
コンテナの本年実績は1,943千トン(前年実績1,951千トン 前年比0.4%減)となった。品目別の詳細は次の通り。
◎積合せ貨物 249千トン(同実績240千トン 同比3.4%増)
…トラックドライバー不足に伴い、東海・九州区間をはじめとする中距離帯で荷動きが好調。
◎自動車部品 77千トン(同実績71千トン 同比9.3%増)
…大手自動車メーカーの販売台数が堅調に推移していることから輸送も順調に推移。
◎エコ関連物資 36千トン(同実績32千トン 同比12.4%増)
…北海道内発着の建設発生土及び関東発の焼却灰が増送となり前年より増加。
◎紙・パルプ 245千トン(同実績257千トン 同比4.7%減)
…新聞紙・コート紙の国内需要が低迷していることから輸送量が大きく減少。
◎農産品・青果物 154千トン(同実績159千トン 同比2.9%減)
…北海道産及び新潟産等の民間流通米輸送が低調となっていることが影響。
車扱の本年実績は659千トン(同実績662千トン 同比0.5%減)となった。品目別の詳細は次の通り。
◎石油 422千トン(同実績439千トン 同比3.9%減)
…気温が前年より高く推移し、灯油及び重油の需要が落ち込んだことが影響。
コンテナ、車扱の合計は2,602千トン(同実績2,613千トン 同比0.4%減)となった。
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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者