2017年12月14日
【環 境】JFE環境、リサイクルプラスチックパレットの製造工場稼働
JFE環境は平成29(2017)年12月7日に同社西日本本部において、新たにリサイクルプラスチックパレット製造工場を稼働させた。
物流の荷役台として使用されるパレットはこれまで木製が主流であったが、害虫対策や耐久性などの観点から、プラスチック製の需要が拡大している。
JFE環境のプラスチックパレットは、ハニカム製造(※)を採用することにより、従来品と比較し約50%軽量であるにも関わらず同等の強度を有している。また無臭で衛生的な製品であるため、食品や化学品の荷役等幅広い分野での使用が可能である。さらに100%リサイクルプラスチックを原料としているため、バージンプラスチックを原料とするパレットと比較して安価で、地球環境に配慮した製品である。JFE環境はこれらの特徴を強みに年間40万枚を生産する予定である。
JFE環境は、プラスチックリサイクル、蛍光灯リサイクル、最新鋭の焼却炉によるサーマルリサイクルなどを中心にJFEグループの総合リサイクルカンパニーとして事業を展開している。
※正六角形または正六角柱を隙間なく並べた構造。特許取得済
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】