2017年10月11日
【流 通】シールドトンネル等の地下構造物の変形や変位を抑制する技術を開発
熊谷組は、東京地下鉄、鉄道総合技術研究所と共同で、シールドトンネルなどの地下構造物の変形や変位を抑制する技術「サスペンションシールド工法」を開発した。これは、変形や変位の発生が想定される既設地下構造物を上部または側部の新設トンネルから牽引し、変形や変位の進行を抑制することで構造物の安全性を保持する。内部補強が困難な供用中のトンネルなどに有効である。
軟弱地盤内に建設された既設トンネルにおいては、地盤の圧密により鉛直荷重が増加し、縦断方向に長期的な変形の発生、また軟弱地盤以外においても、後から施工された近接構造物の影響で変形や変位が発生する可能性がある。
「サスペンションシールド工法」は、シールドトンネルなどの地下構造物の変形や変位を抑制する技術である。変形や変位が進行する可能性のある既設の地下構造物に対して、上部または側部にシールドトンネルを新設し、既設の地下構造物を牽引することで変形や変位の進行を抑制する。
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投稿者:gotsuat 09:40| 流通