2017年09月13日
【環 境】日本通運 倉庫内活用に向けたドローンの実証実験を実施
日通は、キヤノンマーケティングジャパン、プロドローンと共同で、倉庫内での在庫管理や物流施設警備へのドローンの活用に関する実験を同社倉庫Tokyo C-NEXで実施した。
倉庫・流通施設内等、非GPS環境下にある物流現場でドローンの積極的な活用を検討していくため、最新型ドローンを使用した実証実験を行い、現状の技術レベルの検証と実用化に向けた課題を確認した。
具体的には、非GPS環境下において、飛行高や貨物からの距離を一定に保って半自律飛行できること、飛行しているドローンに搭載したカメラで、カメレオンコード(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックを使った高速・高精度の複数認識が可能なカラーバーコード)の一部を読み取ったこと、超高感度多目的カメラにより、照明を落とした物流施設内で対象物を認識できることを確認した。
今後の課題として、ドローンの前後方向への移動も自律飛行する完全自律飛行の実現やカメレオンコード等の読み取り精度の向上に向けたカメラおよびドローンの技術開発が挙げられる。
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投稿者:gotsuat 09:25| 物流事業者