2017年09月11日
【流 通】JR東日本 耐寒耐雪対応等のレール輸送用気動車投入
JR東日本は、交換用のレールを輸送するために使用している機関車とレール輸送用貨車を気動車方式に置き換える。
既存の車輛は国鉄時代に製造され、老朽化が進んでいたため、気動車方式による効率的な輸送システムの検討を行ってきた。今回、JR東海が開発し、2008年に導入したレール輸送用であるキヤ97系をベースに、耐寒耐雪対応等のカスタマイズを行った、レール輸送用新型気動車を導入する。今後、性能評価や技術的検証を実施した後に、本格運用の開始を予定している
1.車両形式:キヤE195系
量産先行車として、ロングレール(150m)輸送用に11両編成を1編成、定尺レール(25m)輸送用に2両編成を1編成、合計13両を新造する。
2.投入時期:2017年冬以降、性能試験を実施後に運用を開始する予定
3.運用区間:仙台を中心とした東北地区
4.車両の特長
・気動車方式を採用する事により、電化・非電化区間を問わず走行可能
・編成の両端に運転台を有するため、機関車の入換作業が不要
・機関車・貨車特有のメンテナンス方法や運転操縦を廃し、効率的なメンテナンス・要員配置が可能
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:40| 流通