2016年07月26日
【環 境】「スマート水素ステーション」を神戸市の環境施設に近畿で初めて設置
ホンダと岩谷産業が共同開発したコンパクトな水素供給装置「スマート水素ステーション(SHS)」が、近畿地方で初めて神戸市西区の環境施設「こうべ環境未来館」に導入され、完成披露式典が平成28(2016)年7月7日に開かれた。
こうべ環境未来館は、神戸複合産業団地内にある神戸市資源リサイクルセンターに付属する環境教育施設で、資源リサイクルの大切さを伝える展示や、太陽光、風力発電システムなどが設置されている。この発電システムによりSHSを稼働させる電力を賄い水素製造を行う。
神戸市は「水素スマートシティ神戸構想」を掲げ、CO2排出の少ない暮らしと社会を目指して家庭用燃料電池や新型燃料電池車(FCV)の導入促進を進めており、今回の再生可能エネルギーを利用するSHSの設置もその取り組みの1つとなる。
ホンダは、同市へFCV「クラリティFUEL CELL(フューエル・セル)」と外部給電器の納入を決定している。今後SHS、FCV、外部給電器の普及を通して、CO2排出ゼロの水素社会の実現を目指す。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:50| 低公害車、低燃費車関係 【取り組み内容別】