2015年11月10日
【環 境】いすゞ、大型トラック「ギガ」をフルモデルチェンジ
いすゞ自動車は、平成27(2015)年10月28日、大型トラック「ギガ」シリーズで主力の単車系(6UZ1型エンジン搭載車)をフルモデルチェンジし、全国一斉に発売した。
新型ギガは、車両単独性能の追求から「運ぶ」システムへの進化を掲げ、快適な運転環境の実現・省燃費の追及・トータルセーフティーの追及・高積載の確保・情報通信による遠隔サポートの5つの視点で性能の改良を図った。
新空力骨格キャブにより、空気抵抗を低減させると同時に、昇降ステップやグリップ等を効率よく、美しくレイアウトするなど、使い勝手と経済性能を両立。大型フロントグリルおよび大型インタークーラーにより冷却性能を向上させた。
6UZ1エンジン本体を改良し、ターボチャージャーの仕様変更、インタークーラーとラジエーターの大型化、EGRクーラーの高効率化、サプライポンプの変更、新インジェクター、超高圧コモンレールの採用により、低・中回転域のトルクアップを図り、燃費が向上。通常の運転操作でエンジンの自動停止と再始動が可能な「ecostop」をカーゴ系及びダンプ系に標準装備し、アイドリング時の燃料消費削減に寄与する。
進化した自動式変速トランスミッション「Smoother-Gx」により、スムーサーのシフトショックを軽減し、より滑らかな発進を実現。エンジンリターダを採用することで補助ブレーキの制動力も向上した。6UZ1-TCSエンジン・スムーサーGx12段の車両に「Smartグライド」を設定し、下り坂などで一定走行中、アクセルを軽く踏んでいる際に自動でクラッチを切り、車両の走行慣性を有効活用した省燃費運転を実現する。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:55| 低公害車、低燃費車関係 【取り組み内容別】