2015年11月09日
【環 境】住友ゴム工業、安全性向上と環境負荷低減を実現した新しいタイヤ技術を開発
住友ゴム工業は、空気充填が不要なエアレスタイヤテクノロジー「GYROBLADE」と、損傷による空気漏れを防止するシーラントタイヤテクノロジー「CORESEAL」の2つの新技術を開発した。
「GYROBLADE」は、タイヤが路面と接する部分であるトレッド部を車輪の外周に接着させ、空気充填が不要となる技術。パンク自体を防止するため、空気圧の高低を心配する必要がない。
「CORESEAL」は、タイヤのトレッド部裏に粘着性のある特殊剤、シーラント剤を塗布する技術で、直径5mmまでならば釘・ネジ等の異物によってトレッド部の裏側に貫通する損傷が起こっても、同剤によって穴が塞がり空気漏れを防ぐ。パンクしていても空気圧を維持できるため、安全性の向上に?がる。
これらの新技術により、走行中の安全性が高まると同時にスペアタイヤが不要となり、省資源化が実現し、環境負荷の低減を図ることができる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】