2015年08月03日
【流 通】準リアルタイムで熱中症リスクを評価する技術開発
東北大学サイバーサイエンスセンター、名古屋工業大学、日本気象協会の共同研究グループは、(1)乳幼児や高齢者などの個人特性を考慮した熱中症リスク評価のための複合物理・システムバイオロジー統合シミュレーション技術をスーパーコンピュータに効率的に実装、高速化、(2)気象予報データと融合させることによる、個人特性を考慮した3時間後の熱中症のリスクを10分で評価する技術の開発に成功した。今後予定されている大規模なスポーツ大会や屋外イベント等において、個人属性を考慮した適切な熱中症リスク評価技術を活用することで、今まで以上に場面に応じた発症数の低減に貢献することが期待できる。
今後、気象予測情報を組み合わせた新しい熱中症に関する情報提供や熱中症予防を呼びかけるコラムなど、日本気象協会が提供する各種情報として活用する。
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投稿者:gotsuat 09:45| 流通