2015年03月30日
【物 流】JR貨物 平成27年度事業計画
平成27(2015)年3月23日、日本貨物鉄道(JR貨物)は「平成27年度事業計画」を公表した。
これによると、本年度は「中期経営計画2016」の2年目として、安全の確立と安定輸送の確保を大前提に、平成28年度の鉄道事業黒字化に向けた要の年と位置づけ、諸施策を着実に実施していくとしている。
鉄道事業の利益率向上に向けた重点取組み事項としては以下の4つを定め、積極的に施策に取り組むことで収入を拡大し、営業費の上昇を極力抑制することで、鉄道事業は39億円の営業損失を計画している。また、関連事業は新規分譲案件への取組みを強化し110億円の営業利益を目指し、営業外損益を勘案した経常利益は45億円、当期純利益では51億円を計画している。
【重点取組み事項】
1. マーケティング力と営業力強化による営業収益の拡大
2. 鉄道輸送の利益率向上に向けた輸送力再編と商品力の強化
3. 社員一人ひとりが主役となって取り組む「ボトムアップによるコスト削減」
4. 鉄道補完・附帯事業への経営資源の投入
このほか、海外の鉄道貨物輸送の調査・コンサルティング・研修等の業務を収益事業として積極的に育てていく。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:47| 物流事業者