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2015年01月07日

【流 通】JAL 私立大パイロット養成課程の学生を対象に「パイロット奨学給付金制度」設立


JALは、私立大学パイロット養成課程の学生を対象とした新たな奨学給付金制度を設立する。奨学金の給付を通じて、勉学・訓練に励むパイロット養成課程の学生を応援し、日本の航空輸送の発展に貢献する

2020年の訪日旅客数2,000万人達成に向けたさらなる航空ネットワークの拡大、地域航空の維持発展のため、今後、日本の空におけるパイロットの需要がますます高まることが予想されている。現在、その需要への対応を検討するため、関係者により航空機操縦士養成連絡協議会(※)が立ちあげられ、JALもメンバーとして参加している。

JALとして、日本の航空業界、ならびに社会全体に対してなんらかの貢献ができないかという思いから、日本のパイロット養成能力のさらなる強化に向け、検討してきた。その結果、私立大学パイロット養成課程から、次世代の優秀なパイロットが多く輩出され、日本のさまざまな航空会社で活躍し、航空業界全体の発展に寄与することを目的として、「パイロット奨学給付金制度」設立を決定した。

今後、各私立大学、関係機関、航空機操縦士養成連絡協議会と協議・調整の上、詳細を決定する。制度の骨子は以下のとおり予定している。

 ・対象者は、私立大学パイロット養成課程で給付を希望する学生
 ・対象人数は毎年最大30名程度を新規に対象者とする
 ・1名あたりの給付額は、在学中(4年間)合計最大500万円程度
 ・公益法人による制度運営を行う
 ・制度開始時期は2015年度

※ 航空機操縦士養成連絡協議会
国土交通省との協力の下、航空機の操縦士養成に係る産学の関係者が連携し、操縦士供給能力の拡充などに向けた諸課題についての検討および取り組みを目的とした協議会

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:08| 流通