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2013年05月08日

【流通】トレンドマイクロ クラウドなどへの対応を強化した総合サーバーセキュリティソリューションを発表


 トレンドマイクロは、総合サーバセキュリティソリューションの新版「Trend Micro Deep Security 9.0」を、2013年6月10日より受注開始する。

 Trend Micro Deep Securityは、サーバのセキュリティに求められる多様な機能(脆弱性対策、ファイアウォール、ファイルやレジストリなどの変更監視、セキュリティログ監視、ウイルス対策)を1つのソリューションとして実装した総合サーバセキュリティソリューション。サーバにエージェントをインストールして保護するエージェント型と、ヴイエムウェアが提供するAPI「VMware(R) vShield Endpoint」と連携し、エージェントレスで仮想マシンを保護する、仮想環境に最適なバーチャルアプライアンス型「Trend Micro Deep Security Virtual Appliance」を提供している。

 今回発表するTrend Micro Deep Securityの新版では、エージェントレスで仮想環境のセキュリティ対策を実現する「Trend Micro Deep Security Virtual Appliance」において、より仮想環境の運用実情に即した機能強化を行った。具体的には、複数の仮想マシンの脆弱性を自動で保護する機能により、仮想マシンを運用する企業の管理工数を低減する。また、ウイルス検索機能の拡張として、複数の仮想マシンの同時検索機能や、各仮想マシンのハッシュ値をバーチャルアプライアンスがキャッシュとして保持し、変更があったファイルのみを検索する機能を追加した。これらの機能により、VDIのようなクローン環境において、ウイルス検索時間を短縮し、システム負荷の少ないウイルス検索が可能になる。

 さらに、Trend Micro Deep Securityの管理ツールである「Deep Security Manager」の管理コンソールと代表的なクラウドサービスであるアマゾンウェブサービス(AWS)のAWS Management Console、ヴイエムウェアのクラウドコンピューティング統合管理ツールVMware vCloud Director(R)が連携することで、物理・仮想・クラウド環境が混在する、セキュリティ情報をシームレスに可視化し、セキュリティポリシーを一元的に適用および管理することが可能になった。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:51| 流通