2013年01月29日
【知識】みずほコーポレート銀行とカタール・ナショナル・バンクが業務協力協定を締結
みずほコーポレート銀行とカタールの最大手銀行カタール・ナショナル・バンク(以下QNB)は、商業銀行業務及び投資銀行業務を含む広範な分野での業務協力協定を締結した。QNBが邦銀と業務協力協定を締結したのは今回が初めてである。同協定は、カタール及び周辺地域でのビジネスを強化していきたいみずほコーポレート銀行と、中東域外にビジネスの拡大を図りたいQNBが、お互いの強みを活かして競争力の強化を図ろうとするもので、具体的には、プロジェクトファイナンス、アジアでのビジネス推進、経済情勢やマーケット状況に関する情報交換、等で協力を行なっていく。
QNBは、総資産829億米ドル、国内外で335拠点を有するカタール最大、中東・北アフリカ地域で最大級の規模を誇る商業銀行で、カタール投資庁が株式の50%を保有しており、傘下の証券会社とともに幅広い金融サービスを提供している。
カタールは天然ガスを筆頭にした豊富な天然資源に恵まれていることを背景に経済成長を続け、一人あたりGDPは9.8万米ドル(2011年)と世界最高水準に達している。また、産業の多角化やインフラ整備のための投資が計画されており、特にインフラについては、2022年のFIFAワールドカップに向けた投資計画の具体化が期待されいる。みずほコーポレート銀行は同協定締結を機に、みずほ銀行をはじめとする他のグループ各社と一体となり、当地でのビジネス拡大を検討している取引先のニーズを幅広くサポートしていく。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:03| 知識