2012年09月14日
【物流】JR貨物輸送実績(平成24年8月分)
日本貨物鉄道(JR貨物)は、平成24(2012)年8月分の輸送実績を公表した。
同月は、下旬に山陽線で貨物列車の機関車の不具合に伴う輸送障害が発生したほか、宮城県沖地震による運転規制の実施もあり、月全体では高速貨34本が運休した。
主力のコンテナ貨物は、全体では1,635千トン(対前年比106.1%)となり、化学薬品を除く全ての品目が前年を上回った。紙・パルプについては、前年の震災による出荷減の反動で大きく増送となった(同比117.1%)。また、食料工業品は猛暑により清涼飲料水の出荷が好調であったため増送となった(同比107.2%)。一方、化学薬品は一部メーカーの生産設備不具合の影響等によって減送となり、前年を下回った(同比93.8%)。
車扱貨物は、石油が前年を上回ったものの、その他品目となる鉱石が一部顧客の節電のための操業停止によって前年を下回り、全体では749千トン(同比98.3%)となった。
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投稿者:gotsuat 11:35| 物流事業者