2012年07月13日
【知識】大塚製薬と米プロテウス社 デジタルヘルス技術を用いた新医薬品開発で提携
大塚製薬は、プロテウス・デジタル・ヘルス社(以下:プロテウス社)と、新しいカテゴリーの医薬品の開発・商業化に向けて、同社技術のグローバルなライセンス契約を締結した。両社は、大塚製薬の保有する医薬品に関し、プロテウス社が保有するセンサー技術を用いた新しい医薬品の開発を行う。
同契約に基づき、大塚製薬は、アンメット・メディカル・ニーズの高い2つの領域での、プロテウス社の技術を用いた医薬品の商業化に関し、独占的なライセンス権を取得する。また、大塚製薬は、研究開発段階において、プロテウス社の技術を使用する権利を受け取る。
プロテウス社の開発したシステムは、体に貼り付けるパッチと摂取可能なチップを組み合わせたセンサー技術を利用し、患者の健康習慣の改善につながるよう設計された、情報のフィードバック・システムで、患者の薬を飲んだ時間、活動・睡眠状況などの情報がセンサーで受け取られ、安全なデータベースへと送られる。
携帯電話など様々な端末からデータベースに蓄積された情報にアクセスすることで、患者本人や介護者による体調管理や、医師による効果的な治療の提供に役立つものと期待される。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:20| 知識