2012年07月05日
【物流】JR貨物 平成24(2012)年夏における節電対策について
平成24(2012)年6月29日、日本貨物鉄道(JR貨物)は同年夏における節電対策について発表した。
これによると、運転用電力については、平成22(2010)年夏季に比べ、東日本大震災の影響、車扱のコンテナ化等の施策によって、列車キロが減少していることに加え、すでに実施している一部列車の編成両数の削減等により、車両走行量の削減を図っている。これらを通じて、節電目標の目安を踏まえつつ、使用電力の削減に努めるとしている。
この節電目標の目安は、政府が平成24(2012)年5月18日に示した「今夏の電力需給対策について」において、鉄道が機能維持への支障が生じない範囲で自主的に設定する節電目標の目安として示されている。なお、この節電対策の実施期間は、同年7月2日から同年9月28日までとしている。
賃貸施設における節電については、テナントとして入居するお客様に、各電力会社管内の目標値及び期間を踏まえて、節電の協力を要請し、事業所における節電については、省電力球への取替えや照明の間引き、空調温度の設定変更等によって、各電力会社管内の目標値及び期間を踏まえて実施するとしている。
JR貨物は、節電対策を実施して電力使用の削減に努め、電力需給が厳しい中でも、産業経済を支える基幹物資を輸送し、ライフラインの一翼を担うという使命は着実に果たしていくとしている。
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投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者