2011年06月27日
【物流】日本・アジア−米国間のコンテナ貨物荷動き動向 (速報値)
平成23(2011)年6月17日、日本海事センターは2011年4月の日本・アジア−米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(速報値)を発表した。
これによると、往航荷動き量は3ヶ月ぶりに100万TEU(※1)台となる107.1万TEUとなり、2ヶ月ぶりの増加となった(前年比6.4%増)。
日本積においては、「自動車部品」(同1.3%減)、「自動車、トラック等のタイヤ・チューブ」(同6.7%減)と自動車関連貨物が減少した。一方、「テレビ、ビデオ等の映像・音響製品」(同9.2%増)、「建設機械」(同72.8%増)、「一般電気機器」(同21.2%増)は好調であった。東日本大震災による貨物の減少が懸念されていたが、日本積への影響は最小限に留まった。
復航荷動き量では、前月の60万TEU台には届かなかったものの、過去2番目となる59.2万TEU(前年比9.7%増)。7ヶ月連続50万TEUを超え、前年比ベースでも7ヶ月連続増加と好調を持続している。
中でも日本揚は、8.0万TEU(同9.2%増)となり、4ヶ月連続の増加と好調を持続している。
各積揚国・地域別荷動きは以下の表の通り。
(※1)TEU
20フィートコンテナ1基換算(1基=1TEU)
(※2)南アジア
スリランカ・バングラデシュ・パキスタン・インド
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流