2010年07月07日
【環境】佐川急便 宅配専用車載ナビゲーション・システムを導入
佐川急便は宅配専用の車載ナビゲーション・システム「Biz−Navi」を集配車両3,037台
に搭載すると発表した
同システムは個人宅への配達効率向上と環境負荷低減を目的に、グループのSGシステムとゼンリンデータコムが共同開発した。
システムの特長は以下の通りである。
1:ゼンリンの詳細な住宅地図データを基に情報編集を行い、現在地と配達先の正確な位置関係を把握することができる。また地図上の選択した地点から最短距離の5件を、次の配達先候補として自動表示する。
2:伝票情報を入力するだけで配達計画が立案される。配達先の不在やセンターからの集荷指示など変更が生じた場合でも、新たな集荷先情報を組み入れた配達(集荷)先情報の確認が容易に行える。
3:配達先(多数の目的地)が一括画面表示され、次の配達先候補が地図上に表示されることにより最適経路の選択が可能となる。
4:時間帯指定の配達は、時間警告機能で警告が可能。
5:配達予定件数、完了件数、不在件数が常時表示され、進捗状況の見える化を実現。
同社は試行的に導入した同一コース・個数で比較実験を行っており、その結果「Biz−Navi」を搭載することで燃費消費量が34%削減された。また所要時間が21%、走行距離で34%が短縮し、配達業務の効率化、地球環境保全に効果が大きいことが実証されている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】