2009年09月14日
【物流】国交省 「重点政策2009」を発表
国交省は、「国土交通省重点政策2009」を平成21年度から22年度にかけて重点的に取り組む施策としてまとめ、「活力ある経済社会と地域の形成」、「地球環境問題への積極的対応と豊かな暮らしの実現」、「安全・安心の確立」、「観光立国の実現」の4つの柱に分けて取り組む施策を明らかにした。
各施策についての詳細は以下の通り。
Ⅰ、「活力ある経済社会と地域の形成」
関空・中部空港のフル活用や、首都圏空港（成田・羽田）における国際航空機能の拡充、幹線鉄道や幹線道路ネットワークの効率的な整備など、「物流体系の更なる効率化・サービス水準の向上」を前面に打ち出した。
Ⅱ、「地球環境問題への積極的対応と豊かな暮らしの実現」
交通流の円滑化や自動車の燃費改善、環境対応車の開発・普及、鉄道や内航・フェリーへ
のモーダルシフトなどによる物流効率化を推進するなど、低炭素社会、自然共生型社会、循
環型社会の形成を目指す。
Ⅲ、「安全・安心の確立」
地球温暖化などに伴う災害リスクへの対応や、運輸の安全性向上のための官民による戦略
的取組みの推進など、国際海上輸送路の安全確保対策を掲げる。
Ⅳ、「観光立国の実現」
国内観光旅行の振興や観光産業の国際競争力の強化、ワークライフバランスの実現、休暇の取得や分散化促進するなど、政府挙げての観光立国実現に向けた取組みを強化する。
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投稿者：gotsuat 10:02| 行政関連
