2009年06月18日
【物流】成田・羽田間共同輸配送検討協議会の立ち上げ
航空会社、航空フォワーダー、空港施設管理者、荷主、地方自治体などで構成された成田・羽田空港間共同輸配送検討協議会が発足した。
2010年以降、羽田空港の再拡張・国際化などに伴い、両空港間の航空貨物の陸上輸送が増加する見通しとなっている。そのため同協議会は、両空港間での効率的な貨物輸送体制の構築を目指し、国交省や財務省関税局をオブザーバーに航空貨物業界関係者らが立ち上げたものである。来月上旬を目途にワーキンググループ(WG)を設置する予定で、両空港間における航空貨物の陸上輸送の有機的な連携、共同輸配送の事業化可能性などを検討する。
検討内容については以下の通りである。
@ 両空港間の貨物需要・流動パターン
A 貨物輸送の共同化・集約化による社会・経済的効果
B オペレーション上・手続き上の課題
C 共同輸配送の事業化の可能性
WGでの議論を踏まえ、12月に共同輸配送の実施フレームに関する協議会を実施し、物流効率化推進計画を策定。来年度以降、同計画に基いて両空港間で発生する横持ちを各社で共同運行する実証実験を行っていく予定である。
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投稿者:gotsuat 10:02| その他