2009年04月16日
【流通】シャープとパイオニア 携帯電話とカーナビゲーションシステムを連携する規格を開発
--- 携帯電話とカーナビゲーションシステム間を連携する規格「フォトリモ@ナビ Ver1.0」---
シャープとパイオニアは、携帯電話とカーナビゲーションシステム間のシームレスな連携を実現する規格「フォトリモ@ナビ Ver1.0」を共同開発した。
この規格のベースとなる「フォトリモ」は、「フォト(画像)でリモートコントロール(制御)」を意味し、JPEG形式の画像データに制御情報を付加することで、デジタル機器を操作する仕組みで、2007年にシャープが開発しシャープ製携帯電話や液晶テレビAQUOSに採用している。一方、パイオニアは業界に先駆けて、カーナビゲーションシステムを核とした情報ネットワークの仕組みを構築してきた。
シャープの「フォトリモ」の技術とパイオニアのカーナビゲーションシステムを核とした情報ネットワークの技術を融合し、携帯電話とカーナビゲーションシステム間をシームレスに連携する規格「フォトリモ@ナビ」を共同開発した。この「フォトリモ@ナビ」を活用することで、たとえば、携帯電話のWebサイトで得たドライブ情報を自動的にカーナビゲーションに送って目的地を設定したり、カーナビゲーションで計算された到着予想時刻などを、携帯電話を介してメール送信できるなど、様々な連携が可能になる。両社は、自社製品への搭載だけでなく、幅広い機器への「フォトリモ@ナビ」の採用に向けて、広く本規格の普及活動を推進する。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 10:03| 流通