2009年02月24日
【環境】合繊業界初 共同輸送開始
東洋紡績と帝人ファイバーは、環境に配慮した物流活動の取り組みの一環として2008年10月から共同輸送を開始した。両社の山口県岩国市にあるそれぞれの事業所から大阪方面への製品共同輸送で、合繊業界では初めての取り組みとなる。
これまで両社は岩国市の拠点から大阪へ、東洋紡はほぼ毎日、帝人ファイバーは不定期に出荷をしていた。両社の岩国市の拠点が近いことと、大阪方面へ の出荷があることから、岩国−大阪間での共同輸送がスタートした。この共同輸送によりトラック幹線輸送の台数が減り、CO2排出量を4割ほど削減できると 予想している。
また、東洋紡績では、敦賀から関西に陸送し大阪港や神戸港から出荷していた輸出品を、敦賀にある事業所の最寄り港(敦賀港)を利用することで関西までの輸送が減ることになり、年間で最大1,400トンのCO2を削減できるとしている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 09:46| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】