【物流】トラック事業者・03年4月〜6月の景況感
全日本トラック協会は先月30日、03年4月〜6月のトラック事業者景況感の調査結果を発表した。
これによると、全体で「悪化」は64%で前回より3ポイント増加、また「好転」も前回より1ポイント増加。
判断指標は前回の−72よりわずかに悪化し−75(マイナス3ポイント)となった。
4期連続で同水準になっていることに対して、「景気停滞感が続いている」と分析し、03年7月〜9月の見通しも−75となっており改善が見込めそうにないようだ。
(特積業者154社、一般貨物その他業者503社、回答率73%で集計。)
各事業者の概要は以下の通り。
◇ 特積事業者(宅配)
(前回) (今回)
・輸送量 −45 ⇒ −37(改善)
・営業収益 −47 ⇒ −38(改善)
◇ 特積事業者(宅配以外)
(前回) (今回)
・輸送量 −34 ⇒ −43(悪化)
・営業収益 −38 ⇒ −49(悪化)
・営業利益 −43 ⇒ −54(悪化)
◇ 一般貨物その他事業者
(前回) (今回)
・輸送量 −39 ⇒ −46(悪化)
・営業収益 −44 ⇒ −55(悪化)
・営業利益 −53 ⇒ −61(悪化)
※指標は、各設問の各企業の回答に対し、増加・好転「+1〜+2」、横ばい「0」、減少・悪化「-1〜-2」の点数をつけ1事業者当たりの平均を100倍することにより算出している。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 11:27| 物流事業者